こどものためのダンスとは?
ダンスを踊るためには、音楽を聴く、リズムに体の動きを合わせる、インストラクターの動きを見る、まねる、ふりを覚える、次の動きを想像する。など 脳はフル活動しています。そして音楽に合わせて体を動かすことは何より楽しい!
4才から12歳前後までのゴールデンエイジに体を動かす様々な動き、遊び、運動、をすることが運動神経を発達させるために有効です。
リズム感
色々な音楽に触れ、それに合わせて体を動かしていく中で、リズム感が自然と身に付いていきます。
表現力・社交性
文部科学省のホームページには、「ダンスはイメージをとらえた表現や踊りを通した交流を通して仲間とのコミュニケーションを豊かにすることを重視する運動で、仲間とともに感じを込めて踊ったり、イメージをとらえて自己を表現したりすることに楽しさや喜びを味わうことのできる運動」とあります。表現力やコミュニケーション力を養うには最適です。
ダンスは、人と競うよりも人に見せることで成立するスポーツです。
芸術性か高く、歌やお芝居などにちかいため、自分を表現する力が養われるので、明るく社交的な子に育ちます。
ダンスは身体全体を使うため、身体の中心となる体幹や足腰の筋力が鍛えられます。また、肩回りや股関節など、日常生活では使う機会が少ない四肢の付け根を動かすことで柔軟性を高めることができます。
ダンスにおける7つのコーディネーション能力
1. リズム能力
音楽のリズムに動きを合わせる、振り付けを正確に真似することにより養われる。
2.バランス能力
ダンスの振り付けにおいて重心や体軸をどんどん変化させ、
不規則的な動きをすることで養われる。
3.連結能力
身体を連動させて動かすことにより養われる。
4. 反応能力
音のタイミングに素早く身体の動きに合わせることで
養われる(聴力への反応)、振り付けを覚えきれない段階では、
インストラクターのデモンストレーションに素早く反応し合わせて踊る(視覚への反応)ことで養われる。
5. 変換能力
振り付けなどのあらかじめ動きが決まっているもの以外(ウォームアップ、アイソレーション、リズム)でのトレーニング時に、インストラクターが動きを変えるのに合わせて新しい動きに変えていくことで養われる。
6. 定位能力
作品の中で立ち位置が次々と変わる作品などに参加することで養われる。
7. 識別能力
作品の中で小道具を使うことで養われる。基本的にはダンスではなかなか鍛えられない能力の一つ。
ダンスがとてもレベルが高く、身体のコントロールに長けている子供でも、球技が苦手などということもあり得る。